僕個人的に好きな素材が、真鍮。
今までもリングや、カバン・小物等の金具として重宝してきました。
そんな真鍮素材を伝統的な技術を用い、温かみのある仕上がりにしているのが
富山県高岡市にある株式会社 二上によるプロダクト 「FUTAGAMI」
http://www.futagami-imono.co.jp/
以前から欲しかったこともあり、今回トレイを何点か購入しました。
真鍮の素材が、天然素材の木や革とすごく相性がいい。
ギャラリーに置きたかったのです。
黒ずんで見えるのは、特殊な技術により生み出されたもの。
ずっしりとした質感が手に、そして見た目にも心地いい。
以下、FUTAGAMI HPより抜粋↓
高岡鋳物が培ってきた真鍮の伝統的着色技法『黒ムラ』。
画一的ではなく、ひとつひとつ表情があり、暖かみのある古美な金属の表情を作ります。
使い込むと経年変化により、味わい・色味が深まり、真鍮鋳肌と同じように深い色に落ちつきます。
『黒ムラ』は、漆をベースに顔料を混ぜて調合した塗料で着色し、その後熱を加えながら
刷毛を使って「おはぐろ」を擦り込み、ムラや表情をつけていきます。
仏具や仏像を昔から手がけてきた高岡鋳物に古くから伝わる着色技法です。
その素材を知り、そして培った技術を施しつつ、新たな試みを持つ。
トレイの裏面には、ベロア素材を用いて使いやすく。
「こういうものだから、こう使ってください」ではなく・・・
「お好きなようにお使い下さい」と使い手に選択肢を持たせるって、大事なことだと思う。
こういうところ、きちんと見習わなくてはと刺激になります。
そのうち、ペンダントランプも欲しいなと目論んでおります。
※画像はFUTAGAMI HPよりお借りしました。