先日、当方と関わりの深い「WATARU.N」の長井君が北海道からの旅路に立ち寄ってくれた。
会うのは夏以来となるけど、以前東京にいた時に比べると久々に感じる。
やっぱり顔見るとホッとするね。
彼が18歳の時からの付き合いで、現在27歳。
そりゃ、歳もとるわけだw
http://shoes-wn-info.s2.weblife.me/enter.html
現在、彼は北海道を中心に靴・小物を展開しています。
年を追うごとに段々と段々と・・・磨かれていってるように思う。
何かの際には立ち寄ってくれて、非常に律儀な男なのですw
今回のお題は、木型。
木型に関しては、靴をやっている人であれば削り方は様々。
より足にフィットするように、試行錯誤する訳です。
オーダーでなく、万人に・・・となると尚更。
どの形を基本形にするか、とてもとても難しい。
いわゆる、定番って世間で言われてるものってすごいなと思います。
ボール・土踏まず・踵・甲・・・etc etc
いろいろな要素が加わって、一つの靴としての土台が出来上がる訳です。
個人的には、足型を見て・・・頭の中で数値を整理し、木型に落とし込む。
仮靴を履いてみて、見て、触って、その感じを修正する。
理屈でなくて、感覚になる部分も多いなーって思う。
この土台に革の厚みが加わって、靴として仕上がるので、思ったより野暮ったくなることもある。
・・・ゆえに、僕は木型は守るところはきっちり守りつつ、ギャンギャンに削ります。
最終的に、靴としての美しさは追究していきたい。
↓先日、お客様の仮履き・仮合わせの様子
話がそれましたが、長井君と木型の話をしつつ、軽くアドバイス。
どういった木型に変わっていくのか、個人的に楽しみです。
以前、何年か前に北海道でやった初個展の時に撮った写真と
帰り際にうちの作業場で撮った写真と比較してみると・・・
・・・あんまり変わってないのか?w
それとも、ちょっと変わったのか?
僕は確実に太りました (´Д` )
また何年か経って、写真を撮った時に振り返ってみたいと思う。
個人的に、これから先の彼の展望を非常に、非常に楽しみにしています。