うちのギャラリー・作業場がOPENして、もう4年が経ちました。
今のところになって、5年目ということになります。
何だか、本当にあっという間。
その間、いろんな人に支えられて支えられてきた訳です。
もちろんのこと、両親をはじめとして、生徒みんな・お客様・お取引先の方・・・etc etc
人は一人で生きていけるのかもしれないけど、やっぱりみんなに支えられてるんだって思う。
幸いなことに、僕の母親は元気でいてくれます。
ちょっと離れていますが、電話とかで元気な声を聞けるとそれだけでホッとする。
父親ももちろんそう。
血とか絆って、そういうことなのかなって思います。
ここ、北区の堀船商店街にきて、本当に一番仲良くさせて頂いた方がいます。
お隣さんの、洋品店「みどりや」さんの奥さん。
僕のことを実の子供のように、可愛がってくれました。
男性のお子さんは2人いるんだけど、僕は三男扱いw
「ちゃんと食べてるー?」って、ご飯持ってきてくれたり・・・
何かにつけて声かけてくれたり・・・
うちの生徒も大事にしてくれたり・・・
僕自身も、実の母のように大事に思ってきました。
朝早い時間にパートで出掛けていくので、シャッター開ける音が聞こえたら
「いってらっしゃーい」って、見送ったり・・・
地震に弱いから(震災の際に、店が潰れかかって怖い思いした)、揺れたら飛んでったり・・・
ここでは書けないこともたくさん、たくさん。
本当にたくさん。
いてくれるだけで安心
気配があるだけでホッとする
なかなか、そういう方と出会える機会って少ないと思う。
・・・そのみどりやさんが、お店を閉めて引っ越すことになりました。
本当に身近な人だけで、先日お別れ会を開きました。
息子さんがやっているお店
以前から、行こうねって約束していたのです。
ようやく実現。
居酒屋 大八
03-3357-7163
住所:東京都新宿区市谷仲之町4-45 グレース市谷1F
曙橋駅[A3]から徒歩約4分
営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)
※ドリンク/L.O.23:40
料理は本当に様々。
工夫がなされていて美味しかったな、お店の雰囲気も良かったです。
今日は楽しかったね、と話しつつ・・・
9月16日、引っ越し当日の朝を迎えました。
商店街だから、日中の引っ越しってまずはありえない。
だいたいが、他のお店がOPENする前には済ませてしまう。
そういった意味で、AM4からこっそり準備していました。
だって、起きたらもう引っ越した後でした、なんて嫌だから。
シャッターが開く音を確認してから、「さっ、来たよー!」とお邪魔して
トラックに荷物を積むのをお手伝いさせて貰いました。
もうねー、一人暮らしの荷物の量じゃないんだわ!
笑っちゃいましたw
とにかくよく笑う方、細かいことなんか気にしない。
でも、実はとても繊細な方。
いろんな事を話したなって考えつつ、荷物を積み込みました。
「湿っぽいのは嫌だし、泣くのはなしだよ!」ってお互いに事前に話してたんよね。
引っ越すのが大宮だから、また会えるし。
笑顔で、1枚写真撮ろうよって(お互いに写真嫌い)記念に撮りました。
最後にひと言、お互いに出そうとするんだけど・・・
やっぱりダメ。
二人とも泣き虫だから、我慢できませんでした。
全然声にならない。
でも振り絞って、出てきた言葉は二人とも
「ありがとう、いてくれて本当に良かった」
・・・でした。それが本音。
どうかどうか、お体に気をつけて
ちょっと落ち着いたら、遊びにいきます。
お隣さんではなくて、ちょっと離れちゃうのは寂しいけど
一生のお付き合いをしましょう。