プロ意識。

 気に入って購入した新しいメガネ。

何だかしっくりこないので、近所のメガネ屋へ行ってきました。
昔、住んでいた尾久近辺。
駅でいうと、都電荒川線の小台駅のそばです。

アップルロード小台という商店街の中にあるメガネ屋さん。
昔、メガネのフレーム調整で何度かお邪魔しました。
(お店の名前が出てこない・・・)

入ると、何だかやけに広いスペース。
・・・ではあるけど、おじいさん・おじさん×3名という組み合わせ。
若干人数多めな気が・・・。

R「すみません、フレームの調整をお願いしたいのですが」

(細かい部分を指定したくて、言葉を発しようとしつつ・・・)

(それをさえぎるように)

おじ「(耳の後ろをちらっと見て)はい」

・・・と、メガネを奥に持っていきました。

内心、大丈夫かな?と思いつつ
華奢なデザインだし、ちょっと不安だなとも思いつつ

あまり調整のうまくないトコだと、左右のバランスが悪かったり
何だかしっくりこなくて、何度かやり直しになったり・・・

~ 3分後 ~

おじ「ん」

・・・とメガネをかけてくれました。

R「(うわっ、恐ろしくかけ易い!!)」

言葉に発する事が出来ないくらい、しっくりきました。

おじ「良くなったっしょ?」

・・・カッコイイ

細かい説明とかそういうのなし。
いいでしょ?の一言だけ。

改めて、プロはすごいなーと思いました。
いわゆる感覚的な仕事。
とりあえず任せてよ的な、安心感すら伝わってきました。

僕がやっている仕事も、いわば感覚的な仕事。
口でとやかくいわずとも、感動を与える事が出来る。

そういう仕事を目指していきたいなって、改めて思いました。

帰り際、入り口近辺にいたおじいちゃん(多分、大旦那)が・・・

「またいつでもいらっしゃい」って。

何だか、自然と「ありがとうございます」って言葉が出てきました。
素敵な気持ちで帰途についた、そんな出来事でした。

http://order-r.com/

2件のコメント

  1. すばらしいお話ですね。本物の職人の世界は『言葉』という次元を超えた崇高な世界なんだと思いました。
    まさにプロフェッショナルですね!

  2. おっ、コメントありがとう。
    毎日暑いね。
    今回のお話、本当に「プロ」だと思う。
    お金を頂いている以上、我々もプロだという意識を忘れず・・・
    今はコツコツ頑張っていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です