さてさて、新素材の入荷です。
個人的には見た瞬間にグッときてしまいました↓
独 ペリンガー社「クリスペルカーフ」
ドイツのペリンガー社は、400年の歴史を持つ老舗タンナー。
他にも、ノブレッサ・ライニング・ドイツシュリンク・アニリンカーフ・・・とある中でも、最上級の素材です。
ポーランド原皮で、素材の特徴とすれば水シボ状に型押しがなされています。
色は、黒・濃茶・ネイビー・ブルー・トープ・・・の5色にて展開です。
当方では、特に黒とブルーに力を入れて展開したいと思っています。
ミシンをかけた時のキュッと素材が締まった感じとか、何ともいえない表情ですね。
値段的には通常より高くなりますが、違った質感をお求めの方にはオススメです。
そして、定番で扱っているクーズーに他の色も追加です。
(上から)
ビターチョコ(ベースが濃茶系)・ストーン(グレー系)・ガウチョ(ベージュ系)・・・の3色。
オイルを多く含んでいるので、伸ばした時のプルアップ感がすごいです。
素材的にも肉厚で、床面(裏側)は毛足が短くなだらか。
一般的に表面をなだらかに仕上げた革とは一線を画し、ラフ感のある仕上がりです。
南アフリカのクーズーという動物、聞いてもあまり想像がつかないかも知れません。
体長が190~250cmほど
オスには、2回転半捻れたツノが生えています。
革部分はカバン等で利用され、ツノ部分は楽器等で有効利用されています。
(※ 画像はwikipediaよりお借りしました)
野生感あふれる荒々しい表情、素材感を楽しめます。
傷や虫喰い跡も、表面に残っているのが特徴的。
強度を求められるアイテムでも、遠慮なくガシガシ使えるのが個人的な感想でしょうか。
下画像は、愛用している工具入れ。
包丁やハンマー、目打ち等入れて、普段持ち歩いています↓
実際に触れてみると、また違った印象を受けるかも知れません。
ご興味がおありの方、ぜひぜひお立ち寄り下さい。