最近、人伝手に17種のミシンを入手した。
元々は幻の名器と言われた「TE-2」、以前に当ブログでも紹介したことがあります。
http://leather-order.jugem.jp/?eid=601
http://ragtime-web.net/n-diary/?p=628
今回入手したTE-2は、なんと以前職人さんが所有していたTE-2を自分カスタマイズで
普通の下送りにしたものでした。
正直、もったいない・・・(´Д` )
タイプ的には、TE-5とほとんど同じと考えていいでしょう。
クラッチモーター付きで、ちょっとスピード的には早い踏み加減です。
でも、踏んだ感じの糸締まりもいいし、さらに使いやすく改造すればいいかと。
従業員の南共々、プロコースで「ミシンのメンテナンス・そして部品の改造の仕方」というお題でいじりました。
まずプーリーを外してから、アイドラー(減速機)をつけて・・・
アイドラーを装着すると、速度が軽減されるのと経由するからトルクも上がる。
個人的には非常にオススメな改造方法なんです。
アイドラー装着に伴って。モーターの位置をずらしたり、異音がする箇所を解消したり
電球がコンセント付きのものだったから、スイッチボックスから電源取ったり
・・・簡単にいうと、楽しかったです。
なかなか、授業でここまでばらしてメンテナンスするのを見せる機会ってない。
でも、「こうするとこうなるよ」と実際に見せながらできたのが良かった。
見ていた生徒自身が自分でやる場面があるとしたら、戸惑うかもしれないけど
「あー、あの時こうやってるの見た!」的なね。
0と1は大違いだと思います。
仕上がり的にも満足いく出来となりました。